リトルジョンと弁慶
リトルジョンと言えば、昔のテレビの「コンバット」に
出てくる、いくじなしの大男なのですが、
実は、イギリスの昔話の「ロビンフッド」の登場人物のひとりが
オリジナルの「リトルジョン」なのです。(最近知った)
ロビンフッドは旅の途中、乱暴者の大男に出会い、
橋の上で戦うことになる。
ロビンフッドは大男に勝つ。
大男はロビンフッドの子分となり
「リトルジョン」という愛称を付けられる。
大男なのにリトルってのは、もちろん「ジョーク」です。
、、、
なのですが、、
私が驚いたのは
ヒーローが乱暴者の大男に出会う、橋の上で戦う、
潔く敗北を認めた大男がヒーローの子分になる、
って、まるで弁慶と牛若丸の話とそっくりではないか!!
牛若丸伝説の元はもしかしたら「ロビンフッド」かも、、、
(後日追記:「牛若丸弁慶」で検索したらやっぱりそうかも、、、
弁慶は京で千本の太刀を奪おうと心に誓う。弁慶は道行く人を襲い、通りかかった帯刀の武者と決闘して 999本まで集めたが、あと一本というところで、五条大橋で笛を吹きつつ通りすがる義経と出会う。弁慶は義経が腰に佩びた見事な太刀 に目を止め、太刀をかけて挑みかかるが、欄干を飛び交う身軽な義経にかなわず、返り討 ちに遭った。弁慶は降参してそれ以来義経の家来となった。この決闘は後世の創作で当時五条大橋はまだなく、決闘の場所も『義経記』では五条の大橋ではなく堀川小路から清水観音での出来事とされている。また現在の松原通が当時の「五条通り」であり、また旧五条通西洞院に五条天神社が存 在し、そこに架かる橋であったとも言われている。決闘の場所を五条大橋とするのは、明治の伽噺作家、巖谷小波の書いた『日本昔噺』によるもので、『尋常小学唱歌』の「牛若丸」もこれにしたがっている[1]。 千本の太刀をあと一本で奪いそこねる話は仏教寓話に同様の話が存在する(アングリマーラを参照)。wikipediaより )
中世の日本には、イソップ物語とか、
ヨーロッパの伝説が結構伝わってるからね。
浦島太郎の話も、元は「リッ
プヴァンウィンクル」とか
言われている、、、
聖徳太子とイエスキリストが両方とも馬小屋生まれ
なんていうのもありますね。
人間、洋の東西を問わず、同じような「お話」を思いつくものだなぁ
って事なんでしょうか、、、
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