台風
台風は、なぜ、左回り?
「地球の北半球では「コリオリの力」によって風の走る方向が右に変化するから」
というのは有名な話だ。
北半球では、なんであれ東西南北どっち向きの動きでも、必ず「右方向に」それる。
みんな知ってるよね!。
、、、
台風じゃなくて「高気圧の時計回り」の場合はわかりやすい。
ふむふむ、「風の走る方向は直線じゃなく、右に曲がりながら走る」。
納得、ですね。
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しかし、、、しかし、、、しかーしながら、、、
それに対して、高気圧とは逆に「台風の場合は反時計回り」と言うのだが、、、
実は、これは、とても、理解しがたい。
いったん右に曲がりながら、中心に近づくと今度は「目」の周りを左回りにまわる。
非常に、非常に、わかりにくいのだが、、、
現実にそうなっているのだから仕方ない、、、。
こ
れを 見れば、少し理解 できるかも、、、
風は、台風の中心(目)に「吸い込まれて」いるのだが
コリオリの力のために、まっすぐに中心に向かえない。右にそれてしまう。
で、ここがわかりにくいのだが、
右にそれるので、左回りに回りだす。、、、って先生は言うのだが、、、
右にそれるなら、そのまま遠ざかってしまいそうだよね。
だが、コリオリの力は弱いのでそうはいかない。
やっぱり、台風(強力な低気圧)の中心に引き込まれる。その力のほうが強いから。
で、左回りに回りだしてしまうのです。、、、のだそうです。 おわかりいただけましたでしょうか?、、、。
そして、なにかのきっかけで、いったん回りだすと回るのは止まらない。
さらに「遠心力」までもが加わって、なかなか中心に近づけず
グルグルグルと際限なく回りだし、そして恐ろしいスピードになってしまう。
最終的には「目」の回りで、凄い上昇気流になって左回りしながら上空に拡散されていく
、、、みたいな感じらしい、、、。
そして、はるか上空で解放された風は、安心して(?)「右回りで」ゆっくりと、ひろがって行くのだそうです。
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間違った図が見つかりました。
っていうか、、、この手の間違い図は、よく見かけるよね、(>_<)、、、。
どころか、これ系の図が「蔓延」しているので、、困ったもんだなぁ、、、。
、、、間違いだらけ、嘘だらけ、、、
こんな図を描く人は「コリオリの力」について「全然わかっていない」、、、ようですな、、、。
この(すぐ上の)3つの図は「大間違い」ですから、どうぞ御注意ください。
はじめの方の(上の方の)4つの図が、正しい図です。よ~く、見比べてくださいね!!!。
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