「足たたば北インヂアのヒマラヤのエヴェ
            レストなる雪くはましを」
            
            
  私が一番好きな短歌かも、、、。
 子規の「足立たば」は、これだけでなく
 いろいろ作っている。
 泣けます。
 死の病床の子規が夢見る夢。
 泣ける、、、。
 いいね。
  足たたば不尽の高嶺のいただきをいかづちなして踏み
            鳴らさましを
  足たたば二荒のおくの水海にひとり隠れて月を見まし
            を
  足たたば北インヂアのヒマラヤのエヴェレストなる雪
            くはましを
  足たたば蝦夷の栗原くぬぎ原アイノが友と熊殺さまし
            を
  足たたば新高山の山もとにいほり結びてバナナ植ゑま
            しを
  足たたば大和山城うちめぐり須磨の浦わに昼寝せまし
            を
  足たたば黄河の水をかち渉り崋山の蓮の花剪らましを
 絶対に不可能な事を、、、夢見ても、、、いいじゃない
            か、、、