てびねり1. お皿
●粘土を丸めます
●木の台の上に置き、上から押さえつけて
ホットケーキ状に伸ばし広げます。
●台にくっつかないように回しながら、
又上下ひっくり返しながら伸ばします。
●1cm位の厚さになったら新聞紙を適当な大きさに切り
その上で更に伸ばしながら形を整えていきます。
慣れてきたら、新聞紙はなくてもいいでしょう。
また、荒目の布を敷いて凹凸を出しても面白いでしょう。
●5mm位の厚さになったら(直径 30cm以上の場合は1cm位)
今度は縁を作ります。縁を寄せるようにすると持ち上がります。
●好きな形に縁を切っても良いし、
表面にへらで模様をかいてもいいでしょう。
●最後にスポンジで軽くかどを拭きます。
お皿のコツ
●粘土が台にくっつかないように気をつけて下さい。
金属のろくろは、使わない方がいいでしょう。
●縁を持ち上げるときに、立ち上がり際を押さえてしまいがちです。
なめらかに立ち上がるようにしたほうがきれいに仕上がります。
また、縁をつぶしてとがらさないようにご注意下さい。
●厚さにご注意下さい。あまり薄いとそこから割れるおそれがあります。
●へらで絵を描くときは、深すぎないようにご注意下さい。
この場合も、 割れるおそれがあります。
てびねり2. 茶碗
●粘土を丸めます
●手ろくろの中心に正確にくっつけ、茶筒状にします。
●親指で粘土の中心に穴をあけます。
その時、中心部の厚さが1cm位になるようにして下さい。
針を刺してみてもよいでしょう。
●両手で広げていきます。その時どうしても広がりがちですから、
両方の手を寄せるようにすれば、すぼまってきます。(図のように)
●均等に5mm位の厚さまで伸ばします。(底付近は少々厚く)。
●縁が凸凹になりすぎたら弓などで切っても良いです。
●形が整ったらスポンジで仕上げます。
●竹べらで底のまわりをすこし削り、針金で切り取ります。
茶碗のコツ
●いったん極端に薄くしてしまうと修正が難しくなってしまいますので、
少しずつ伸ばして下さい。
●あまり時間をかけると粘土が乾きすぎてひび割れてしまいます。
難しいことですが手早さも必要です。
●ひび割れたらスポンジで水を少々つけてもよいですが、
余りつけすぎると、粘土に腰がなくなってしまいますのでご注意下さい。
ひもづくり. 輪積み
●底の部分の粘土を丸め手ろくろに貼り付けます。
●まず、第一段めのひもを丸く乗せ丁寧にくっつけます。
(一段目からはずれてしまう場合が多いので丁寧に。)
●二段目から、一段ずつ丸く乗せてくっつけてから次の段にかかる、
と言うように一段ずつつけていった方が確実です。
(これを輪積みと呼びます)。
●これを繰り返してどんな大きいものでも出来ます。
●あとは茶碗作りの要領で仕上げます。
ひもづくりのコツ
●積んだ線が消えてしまうくらいきっちりとくっつけて下さい。
大きいものを作る場合、下の方は後からは直せませんので、
下から順に仕上げるつもりで積んでいってください。
●大きいものは厚めにしましょう。
●ひもづくりはどんな形のものでもできます、チャレンジしてみて下さい。
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