どうでもいい話
この「雑記」自体、どうでもいい話ばかりだけど、
その中でも、さらに「どうでもいい」話を集めてみました。
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「リサージュ曲線」は
誤、「リサジュー曲線」が正しい。
Y字
型の糸に、下に小さな穴のあいた砂袋をつるして絵を描かせる。
Y字
の上部と下部が簡単な比になっていると、きれいな曲線になる。
これを「リサジュー曲線」と言います。
ほんとに、どうでもいい話だけど、
これを「リサージュ曲
線」と言うのは間違いです。
リサジュー先生はフランス人で、仏語では「LISSAJOUS」と書きます。
仏語を知らない人でも(実は私も知らないのだが、、、)、
上のスペルを見れば、なんとなく「リサジュー」と読める(かな?)。
電気通信大学の校章にはこのリサジュー曲線が描かれている。驚!
http://www.uec.ac.jp/about/profile/emblem.html
さすが校章に使っているくらいだから、正しく表記してありますな。(^o^)
色んな本やWebページ
を見ても
正しく「リサジュー曲線」と書いてあるものは、あんまり無いよね。
これがリサジュー先生です。
これと同曲ですが、
「ベジェ曲線」と言って、パソコンの「お絵かきソフト」で
マウスでムニューッと
引っ張って形が変わる曲線がありますね。
私は、何度やっても思うようにならないので使うのあきらめましたが、、、(泣)。
(昔はwindowsの「ペイント」にあったが、あまりにも難しいからか?無くなった。
今は「アドビイラストレーター」みたいな専門的なソフトにはあります。)
http://www.dodofactory.net/bezier1/bezier1_03.html
で、この曲線は正しくは「ベジエ」曲線だそうです。
ベジエ先生もフランス人で「BEZIER」
と書くらしい。
(は
じめの「e」にはアクセントが付くのですが、
アクセントってどうやって付けるのか不勉強なのでわかりませーん)
それで「ベジエ」が正しく、「ベジェ」って言うのは間違いだそうです。
これがベジエ先生です。ルノー自動車の技術者だったそうです。
これがベジエ先生が自ら描いたベジエ曲線だ。(サ
イン二個入り!)
先生は1999年に亡く
なりましたので、これは「遺作」と言ってもいいですね。
ああ、やっぱり、どー
でもいい話だなあ。
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聖路加国際病院は、聖「るか」国際病院です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E8%B7%AF%E5%8A%A0%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%97%85%E9%99%A2
でも、ふつう、「せいろか」って読んでしまうよねぇ。
ま、「路加」なんて「ルカ」の当 て字なんだか ら、当然なのかも。
いや、ほんとに本当に、どー
でもいい話ですよね、すいません。
それより、スーパー爺さん日野原重明氏、かっこいいよね。
私、ファンです。(^o^)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%87%8E%E5%8E%9F%E9%87%8D%E6%98%8E
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ハリウッドは聖林じゃない!
これは有名な間違いだから、既に御存知の方も多いでしょうが、、、
ハリウッドは「柊(ひい
らぎ)の林」です。
ハリウッドはHOLLYWOOD。
で、HOLLYは「ひいらぎ」。
聖なる何々、の聖はHOLY。
だから、ハリウッドは、聖林でなく柊林ですね。
でも、「聖林」が定着してしまっているから
今更、変更はできませんしねぇ。
、、、嗚
呼、、、、
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ハリウッドは柊林でもない!!
ハリウッドにはヒイラギは育たないんだ
そうです。
え!だったら、なんでHOLLYWOODな
んて名前がついたんですか?
それは、
1886年
に、カンザスシティの不動産業者ウィルコックス夫婦が
ロサンゼルス郊外のこの地に農場を作った時、
シカゴにいる友人の別荘の名前を借りて、
そこにひいらぎの森、ハリウッドという名をつけたのである。
なんと。
シカゴにあった別荘の名を、西海岸のこの地に名付けるという
めちゃくちゃだったのである。(清
水義範著「ムイミダス」より)
この話、我々は笑えないよね。
今、日本では市町村合併で、
ヘンテコリンな地名が続々と誕生して
るじゃないですか!
地名って、おいそれとは変えられないんだ
から
慎重の上にも慎重に決めて欲しいよね。(^o^)
「ムイミダス」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167551039/qid=1126604002/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/250-0345303-9427422
お金にならない「どうでもいい話」満載。おもしろいヨ
*追記
: 実は、北アイルランドには「聖林」と書ける本当の(?)「HOLYWOOD」
という町があります。
日本人には、ほとんど知られていないけど、2016マス
ターズで松山英樹と一緒に戦った
ロー
リー・マキロイというプロゴルファーが生まれた町だそうです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Holywood,_County_Down
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ピザパイの「ピザ」と、ピサの斜塔の「ピサ」は無関係
「ピザパイ」と「ピサの斜塔」を同じだと思う奴なんか、いねーよ!
それが、いるんですね。
私です(号泣)。
アルバイトの家庭教師をやっていたとき
有名なガリレオの実験の話になった。
ピサの斜塔から、鉄の玉と木の玉を落とした話ですね。
重力質量と慣性質量の話までは(お
お格調高い!)良かっ
たのだが、、、注
私は 調子に乗って、
「ピサの斜塔のピサは、ピザパイ発祥の地なんだぞ、覚えとけ」
とかなんとか、えばって話してしまった。
なんでそんな勘違いをしたんだろ
う(冷や汗1000リッ
トル)
ピザパイは、ほんとうはピッツァパイ(PIZZA)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%B6
ピサの斜塔はピサ(PISA)
http://www.pisaonline.it/
全~然、関係無いじゃん。(>_<)
さやかちゃん(当時の生徒)ごめんね、うそついて。
嗚呼、消せる物なら消し去りたい過去の恥、、、
ちなみに、ピザパイ発祥の地は、「ナポリ」っていう事になっているそうです。
(ホントかどうかは別として)すくなくとも公式(?)に
は。
いずれにせよ、間違いなく「ピサ」ではない。(T_T)
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チェックメイトキング2、チェック
メイトキング2、こちらホワイトロックどうぞ、、、
ってのは間違いで、ほんとうは、
「ホワイトルーク」だった!
な
つかしいですね。 「コンバット」。
コンバットなんて知っているのは、
オジサン、オバサン以上の歳の人だよね。
なんと言っても、サンダース軍曹、かっこよかったなぁ。
不思議と、ヒューマンなストーリーでしたね。
ま、戦勝国が勝手に作った娯楽番組ですからね。
でも、
図体が、でかいばかりで、からっきし腰ぬ
けなリトルジョンが、
「早く帰ってママに会いたいよ」と、弱音を吐く場面では、泣かされました。
また、サンダース軍曹が
「俺だってこんな事、やりたくてやっ
てんじゃねえ。死にたくなかったらついてこい。」
と、怒る場面もあったっけ。
戦争って、勝つにしろ、負けるにしろ、
前線の兵隊にしてみれば、死ぬか生きるかの、どちらかでしか、無いのです、、、
、、、
「サンダース軍曹って、何歳だか知っ
てる?」
「知らないよ。」
「なんだ、知らないのかい、36歳
だよ。だって、三ダースじゃん。」
なんていう、馬鹿っぽい「なぞなぞ」が、はやりましたね。
(当時、サンダース役の俳優ビックモローは、本当に36歳
だったらしい)
、、、
最近、NHKの「なつかし映画劇
場」という番組で再放送していたので
昔を思い出して、ついつい見ふけってしまいました。
その「なつかし映画劇場」には、
サンダース軍曹の声を演じていた声優がゲスト出演していましたが、
その声優の方のお話では、
その頃は、外国テレビ番組を輸入した場合、
向こうからは、シナリオも何も送ってはくれなくて、
翻訳家は、ただひたすら画面を見て翻訳するしかなかったのだそうです。
で、「チェックメイトキング2、、、ホワイトロック、、、」
と聞こえたので、
なにも考えず「ホワイトロック」と日本語版台本に書いてしまったらしい。)
しかーし、「ホワイトロック」つ
まり、「白い岩」では、お話にならないのだ。
実は、この無線の場面で、軍曹は「ホワイトルーク」と言っていたのです。
チェックメイトはチェス用語で、将棋で言えば「王手」にあたる言葉。
そして「ルーク」は将棋の「飛車」にあたる、塔の形をした駒なのだそうです。
チェスは白軍と黒軍の戦いなので
「ホワイトルーク」は「白軍の飛車」って感じかな。
https://japanchess.org/chess_rule/
そんなわけで、この暗号は、
チェスの言葉を使ったシャレだったんです。
だから、ホワイトロックじゃ全然ダメ(>_<)。
その誤りを指摘されてからは、声優の人も、その場面が来ると、
ホワイトロックからホワイトルークに、微妙に少
しづつ変えていったんだそうです。
(翻訳者を責めるのは気の毒である。日本では「ルーク」と書くが、
正しい発音は「ルク」又は「ルック」みたいな感じで、きわめて紛らわしい。)
当時、コンバットを見ながら
「最近、なんか、ホワイトロックがホワイトルークになってきたなぁ」
とか、気がついていた人、いますか?
私の場合は、最後まで、ぜーんぜん、わかりませんでした、、、(^_^;)
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