野活レポート(令和5年度)REPORTS
親子防災教室
9月9日(土)~10日(日)に開催された「親子防災教室」の様子をお伝えします。
1日目は陸前高田市防災マイスターの武藏野美和さんを講師に迎え、「津波シミュレーションゲーム」と「非常持ち出し袋ゲーム」にとりくみました。
限られた時間の中で何を優先して避難するのか、非常持ち出し袋の中身は人によって必要物品に違いがあることなどを親子で一緒に学ぶことができました。夜は月明りをたよりにして館内や屋外を歩く体験をしました。暗い中を避難する際に気を付けることを考えました。
2日目は広田町内を巡りました。防災階段やかまどベンチの見学では町の中にある防災施設について知ることができました。
そして長洞元気村に到着。まず、震災時の様子や復興の取り組みについてお話を伺いました。クロスロードゲームでは「自分だったらどうする?」という視点で考えることができました。
最後に炊き出し体験です。地域の方に教わりながら棒パンと豚汁を作りました。棒パンは竹にパン生地を巻き付けてコンロの火で炙ります。思った以上にふわふわでおいしく出来上がりました。
豚汁の具材はほとんど地物。豆腐も手でちぎって入れる本格派。よ~く味が染みておいしかった~!地元の恵みと長洞の皆様に感謝!感謝!
出来上がったメニューは、炊き立ての白飯、豚汁、タラのフライ、ヒジキの煮つけ、茎ワカメ入り浅漬けです。地元の食材がふんだんに使われていました。みんなおかわりして食べました。味噌つけきゅうりもサイコーでした。
参加者のみなさんの感想をご紹介します。「津波シミュレーションゲームでは親子で考え方に違いがあることに気づくことができました。」「震災後の長洞地区全体の取り組みに感心しました。」「防災について改めて親子で学習できたのがよかったです。この教室をきっかけとして家族で防災を見直す機会にしたいと思います。」
みなさん、ご参加ありがとうございました!
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